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10月号:自分を助ける「NO」

私は助けを求めることができる!

クロイヌさん。

夏やすみ前まで仲良くしていた子と、最近ギクシャクしてます。
思い当たることはなにもないんですが、毎日気が重いです
(PN べにはるか)

 

 

夏休みを境に周りの人との関係に変化があったんだね。
からだつきが変わった、髪型が変わった、着ている服が変わった、表情が変わった……、いろんな変化があるね。生きてる限り、変化する。

ひとりひとりに変化があれば、その人との関係も変わる。それはとても自然なこと。

関係もいつも変化している。変化は成長!

友だちや家族の人に少しずつ変わっていく自分を認めてほしいと思うことあるでしょ。

変化を認めようとしないと、過去ににしがみついたり、相手をコントロールしようとして、関係がギクシャクする。

自分のムリは相手のムリだから、ひとりひとりがムリをして、ムリをしていないと仲良くなれないと思い込む集団は、誰かひとりの考えだけが強くなったり、誰かひとりを無視したりして、息苦しい関係になるんだ。

 

それが続くと「いじめモード」が登場する。自分を責めたり、傷っけたり、誰かを振り回したり、困らせたり。

「いじめモード」は、みんなが苦しいことをガマンしている場所にわいてくる。

 

NOと感じることは相手を拒絶することではないし、関係を断ち切ることでもない。
NOと言うことは安心できる関係をつくるときに欠かせない、ほどよい距離を作ること


NOという感情を認め合うことでお互いがムリをしない、ひとりひとりの違いがそのまま認められる場所には「いじめモード」はけっしてあらわれない。

友だちとの関係が重苦しくなってきたときには、自分がどんなムリをしているか、チェックしてみてね。
ムリをためずに、こまめにムリを感じよう。
新しい関係が生まれるように。


🍂BOOKS


こじれないNOの伝え方 
ほどよい距離でつきあえる

 八巻香織=著 

太郎次郎社エディタス=刊


「ムリ!」と言えないこの空気、なんで?
NOと言えない、断われない。それって性格のせいじゃない。
小さなNOから変化は始まる。
こじれない、こわれない、つぎにつながるNOのレッスン。

📖立ち読み>>>こちらからできます!


ままならない人生の傷みを静かに癒す音楽

 

「10月」Octoberは実は「8番目の月」という意味。ほら、オクターブ(8番目の音)、オクトパス(たこ足は8本)…「オクト」は「8」を表すんですね。
古代暦では1年は3月に始まり、10月は収穫祭をして1年が終わる。その名残にハロウィンがある。そして、残る4ヶ月は新しい年を迎える準備期間にしていたんですね。現在も、そのくらいゆったり生きていきたいですね。

 

♪10月の空「October sky」Yebba

 

♪Tiny desk concert Live

「October Sky(10月の空)」を歌うYebba(イエバ)は1995年生まれ、28歳の米国のシンガーソングライターです。

牧師の父と教師の母に育ち、19歳の時に自宅で母の自死を発見する体験を経て、「Dawn」(ドーン:夜明け)というアルバムを制作しました。

タイトルには、喪失の闇の向こうに光を見るという願いを込めたそうです。
「October Sky 10月の空」では、母への恋しさと寂しさと、喪失の傷みを依存行動で乗り越えようとしてきた思春期の自分をありのままに歌っています。まるで仲間の体験談を聴くように、ままならない人生の痛みを静かに癒してくれる音楽です。
ライブ動画を聴くと、小さい頃からゴスペルを歌ってきた音楽環境をベースに、Z世代
の新しい感性が輝いています。



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