私は、勉強もできて、バスケもサッカーもやって、バンドでドラムも叩きます。
クラスの女友だちは、男子とはあまり話さないです。
私が男子と話していると、女子はへんな目で見るし、親も心配したり、あんまり話せません。
私は男子ともっと話したいし、遊びたいのに…。 (PN ジャンヌ)
ジャンヌは友達関係のことで悩んでいるんだね。
> 女友だちは、男子とはあまり話さない
と言うクラスの中で、
> 私が男子と話していると、女子はへんな目で見るし、親も心配したり、あんまり話せません。
友達もジャンヌもどちらも話せずにいるんだね。
話せない原因を、ジャンヌは、「女子はへんな目で見るし、親も心配したり」と、相手からどう思われるかを理由にしている。
これは「他者視線」とか「他者評価」と言うのだけど、相手からどう思われるか、相手から悪く思われないか、と気にしていると、自分の言葉は出てこなくなる。
そう、だから、相手のせいにしていると、なかなか脱出できない。
ジャンヌの家族の中で「男であること」は、どんなこと?
「女であること」とは、どんなイメージ?
「男であること」や「女であること」のイメージは家族によって、共通する部分もあればちがう部分もある。
自分が〈あたりまえ〉と思っていることが人には〈ちがう〉と思えることもあるし、自分には〈ちがう〉と思えることが人には〈あたりまえ〉のこともある。
〈ちがう〉ことは、面白いことだけど、それを優劣にすると「差別」になる。
ところで、クロは男だと思う? 女だと思う?
クロは、よく、「犬に見えない」とか「ネコみたい」とか「男の子でしょ」って言われるんだ。
クロはクロなのに
クロにはいろんな友だちがいるんだ。
顔も形も、考え方も、生まれた国も、なにが好きで、なにが嫌いかも、みんなちがう。
だから、クロもクロでいいって思えるんだ。
外側から当てはめられる「〜らしさ」のフレームにはめこまなくてもいいってこと。
仲良くなるって、相手に似せたり、同じになることじゃない。
お互いを縛りあわなくてもいいってこと。
ちがいがなくなったら、みんな同じで、ダンゴになって、くるし〜い
そうやって、バラバラの世界に出会っていくと、相手との違いだけでなく、同時に、似ているところも見えてくるし、すると、「他者視線」とか「他者評価」とか、幻だな、って思えるよ。
🐾クロ所長
ばらばら 世界は一つじゃない
2010年にリリースされた星野源ファーストアルバム「ばかのうた」は名盤だ。
ライナーノーツは名文だ。うんこを漏らした小学生の時のエピソードやありのままの自分を語ることを、理屈じゃなくて、やってみせてる。
カッコつけないって、こんなにカッコいいんだ〜と思える15曲は、心の壁をほどいてくれる。
