第1章
私は通りを歩く
歩道に深い穴がある
私はそこに落ちる
私は途方に暮れ…絶望している
私のせいじゃない
出口を見つけるには永遠の時間がかかる
第2章
私は同じ通りを歩く
歩道に深い穴がある
私はそれを見てみぬフリをする
私はまた落っこちる
第3章
私は同じ通りを歩く
歩道に深い穴がある
私はそこに穴があるのを見る
それでも私は落っこちる …それは癖になっている
私の目は開いている
自分がどこにいるのかがわかる
それは私のせいだ
私は即座に抜け出す
第4章
私は同じ通りを歩く
歩道に深い穴がある
私はそれをよけて通る
第5章
私は別の通りを歩く
END